Wild Rose
そう 巡り会ってしまった
そう 見つめ合ってしまった
抗えない引力
そう 不意に寄せた唇
そう 針は動き始めた
帰り道を閉ざして
距離を詰めるほどに
痛みが増しても
徒に愛を激しくするだけ
これが最後かのように
私を強く抱き締めるの
言葉じゃなく微笑みで
あなたに何を伝えられただろう
縺れながら進む 孤独が二つ
そう 古い地図を広げて
そう あなたが指差すのは
端の端にある国
歌を口ずさんでは
虚しさ広げて
すれ違う夜はグラスに近づく
疼くままに速くなる
あなたの足に追いつけない
いっそ角に消えたなら
涙にすべて溶かせられるのかな
気の迷いを塞ぐ 切なる瞳
そう 巡り会ってしまった
そう 見つめ合ってしまった
絡みついた茨
白く燃ゆる花びら 枯れない
これが最後かのように
私を強く抱き締めるの
言葉じゃなく微笑みで
あなたに何を伝えられただろう
縺れながら進む 孤独が二つ
COMMENT
EXILE第2弾、今回もバラードに仕上がりました。
前回は切なさ押しで書いたけど、今回は情熱を押した(……つもりです)。
「情熱の花」と並ぶような、濃くて激しい歌詞が書きたかったんだよね。
書いたあとに気づいたけど、前回と今回に登場する男は似てるなって。
いや、でも、置かれている状況は違うんだよ。
とか弁明しておきます(笑)