古↑↓新


面白い本に出会うとわくわくする
その感じを忘れたくない
だから僕は本を読む
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本を読むと
新しい僕を見つける
新しい君に出会える
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ある人にとっては音楽だったり
またある人にとってはスポーツだったり
勉学だったり
絵を描くことだったり
何かを作ることだったり
人や動物との触れ合いだったり

それぞれいろいろ違うけど
僕の支えは本だった
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困ったなあ
どうしよう
うーん
あ、本を読もう
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気になるあの子が本を読んでいる

声をかけてみよう
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生憎ですが
満席となっております
ご予約されますか?
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ページをめくれば旅が始まる
国を越えて
時空を越えて
まだ見ぬ君に会いに行くよ
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主人公に恋をした
ドキドキが止まらない
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本なんて面白くないやい!

まあまあそう言わずに
君はまだ出会ってないんだ
僕と一緒に探しに行かないか?
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無限に広がる空に似ている
果てしない
だからこそ手を伸ばす
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お父さんも知らない
お母さんも知らない
だけど本は知っている
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本を閉じた
僕の物語が始まった
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カランと氷が溶けた
もうこんな時間
夕飯を作らなくちゃ
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お母さんが僕を呼んでいる

待って!
今いいところなの!
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本は友達じゃない

本はいつも側にいてくれる
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僕のカバンはいつも重い
夢と希望と
それから本が詰まっているのさ
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昼休みになった
誰より先に図書室に行こう
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犯人は誰だろう?
どんなトリックを使ったんだろう?

あごに手を当てた
僕はシャーロック・ホームズ
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今日はここまで
おやすみなさい
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24時間
365日
年中無休で君を待つ
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ミステリーを読む時は
コーヒーを片手に
深く椅子に沈む

譲れないスタイル
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現実か幻想か
今どこにいるのか
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本は自由だ
僕を自由にしてくれる
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そこにあるだけで何だか満たされる
呼吸が聞こえる
(鼓動が聴こえる)
本は息をしている
(本は生きている)
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死ぬほど好きってわけじゃない
なくてもきっと困らない
気づいたら夢中
たぶんそういうもん
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ワンコインで人生に触れる
これほどお得な買い物はないと思わない?
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選んだ理由はなくても
選んだことには意味がある
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安心しなよ
本は逃げないよ
追いかけなくてもいいんだよ
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一つの物語が終わる瞬間は
いつも切なくて
どこか清々しくて
僕達はまた
新たな出会いを求めている
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本を読んでいる時 私は誰よりも孤独になる
本を読んでいる時 私は何よりの幸福を得る