211

天使の嘘と悪魔の真実
どちらを信じたらいいのだろう?


212

君と一緒に
夜を閉じよう
朝を迎えよう


213

それは本当に
君の言葉かい?
君のしたかったことかい?

一人になって
深呼吸して
胸に聞いてごらん

何か見えてこない?

僕は本当の君を知りたいよ


214

僕はあといくつ手に入れるだろう
僕はあといくつ壊していくだろう

あといくつ?
あといくつ?


215

許さなくていいから
嫌ってもいいから

君は君の世界で
どうか
笑っていて


216

君のことが好きだよ
話してないことがたくさんあるよ
君も同じでしょう
それでも僕ら友達だ

いつかきっと話すよ
君もいつか話してくれるといいな

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217

薄闇に唱える
君の名
浮かぶことなく
消えて
乾いた唇を
静けさが裂いた


218

僕に触って
僕と踊って
僕を感じて

僕を
僕を
丸ごと召し上がれ


219

眠りに辿り着くまで
長いトンネルの中を歩く
微かな光さえ
一向に見えてこない
頭は痺れたように
何も感じなくなった
声ともつかない声が
音ともつかない音が
思考を支配している
ここはどこだ?
俺は誰だ?
ひたすらに前へ
ただ前へ

そして
濡れた朝がやって来る


220

壊れていく
どこから?

崩れていく
どこまで?

沈んでいく
どこへと?