111
どうして僕らは
見えないものばかり追いかけて
そばにあることに気づけないんだろう
112
君と僕が永遠的に重なることはない
分かってる
分かってるんだ
それでも君と居続けるのは
この道のどこかに重なる瞬間があると信じているから
奇跡みたいな瞬間を逃さないために
君の隣を歩くよ
永遠の夢を見るんだ
113
傷口はいつか塞がるよ
傷が消えることはないよ
覚えておいてね
114
見上げれば底無しの青
吸い込まれるように落ちていく
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115
就職活動も
レポートも
恋愛も
部活も
人間関係も
すべて放り投げて
君だけに向かいたい
叶わないよ
君はどんどん遠くなるばかり
僕の足踏みなど知らずに
階段を駆け上がっていく
116
知らないうちにできていた傷が
気づいた途端に悲鳴を上げる
原因を探してみても見つからない
とりあえず止血をして
醜く塞がるまで、眠った
117
僕達が悲しむことができるのは
誰かから喜びをもらったからだよ
118
可愛いなんて言わないで
自惚れてしまうから
あなたを失ったら私は
私まで失うことになるの
119
俺を壊すなら
見る影もないくらい
コナゴナに砕いてくれ
120
君がいない世界
一秒だって意味がないけど
もう少し見ていようか
君が愛した世界を
愛おしく思うことができるまで
生きてみようか
そこまで行けたら会いに行くよ
君は何て僕を迎えてくれるんだろう?