091

時は確かに僕らを変えていくけど
寂しくなるばかりじゃないさ


092

嘘ならいくらでも吐けるけど
大事な未来には
自分を偽れないよ


093

声にならない
千切れた言葉のざわめき

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094

孤独というきれいな言葉じゃ
括れない
この感情を君に捧げよう


095

この喜びを何に譬えよう
この喜びを誰に伝えよう


096

この先に光なんてないけど
君がいれば
勘違いでも
光が見えるよ
(だからそこにいて)


097

どれほどの傷を刻めば許してくれますか
あなたにつけた傷を
僕が感情を持つことを

何百でも
何千でも
僕は自分でできるから
顔だって
手だって
足だって
あなたが直接手をくださなくても


098

僕の目には
見えない何かが見えていて
存在しない何かが見えていて
いつだって
一人でいても
誰といても
それらが僕から離れずに
聞こえるはずのない声を囁き続ける

被害妄想だと言えば
それで終わってしまうけど
僕には確かに見えているから
どうしようもない


099

電波に乗って
大衆に向けられた言葉が
僕の耳に届いた

瞬く間に点火する
走る鼓動は止められない
あっという間に爆破
もう手遅れ

死ぬほど君に焦がれてるよ
責任取ってくれる?


100

気づけば僕達は
同じように励まして
同じように否定して
同じように許して

呆れるくらい
救い合っていた