051

君にとってどうでものいいことが
僕には大事なだけ

君が捨てようとしているものが
僕には必要なだけ


052

人は平然と嘘がつける生き物だから
僕がそうであるように
君がどうか分からないけど


053

安心して、なんて
上から目線
もらう筋合いない

残念だが
お前に嫌われたって
世界に何の影響も残さないんだ

お前は俺を知らない
語れるほど見せてない
つまりお前はその程度

何を勘違いしてる?
あまり調子に乗らないでくれ


054

ありきたりな言葉しか浮かんでこないけど
君に伝わるまで 何万回でも繰り返すから
その向こう側にある特別な思い 感じてよ


055

感覚がどんどん薄くなっていくから
痛みで取り戻した


056

誰に何に
矛先を向ければいいのか
私にはもう分からない


057

君に抱いてるのは
好きよりもっと深い感情


058

傷みが君を救うのなら
傷つけることを
僕には止められない


059

あれは悪い夢だった

そう思うことにしよう


060

あの場所はいつまでも続いていくけど
あの人はいつか終わってしまう

止めないで
呼吸を調える時間すら惜しいくらい
急いでるの
身体を満たす時間すら勿体ないくらい
焦ってるの
スタートラインにすら立ててない私は
兆しが見えるまでは
止まるわけにはいかないの
どうか
止めたりしないで