●雑談
Aoki「はあ食ったあ」
Iz「おっさん出てるぞー」
Jun「誰がおっさんやねん!」
Iz「とりあえず一番近いのはお前だろ」
Aoki「外見は俺が一番若いし」
Iz「それあんま誇れないからな」
Jun「ごちそうさまでした」
Iz「相変わらず食うの遅いなあ」
Jun「別に普通でしょ。みんなが早いだけ。Aokiなんて全然噛んでないし」
Aoki「だってめんどくさいもん。あー暇や。時間まだあるよな」
Iz「そうだな」
Aoki「束音今何してんやろ。電話してみよっかな」
Jun「……Aokiって束音ちゃんをどうしたいの?」
Aoki「ん?」
Iz「何その質問。珍しいじゃん」
Jun「いやちょっと気になった。好きなの?」
Aoki「そりゃもちろん愛してんで」
Jun「そうじゃなくて、こう恋愛的な意味で」
Iz「いやいやありえないだろ」
Aoki「ありえなくはないやろ? 歳も十離れとるわけやないんやし」
Iz「それは確かに……でもなあ」
Aoki「えー俺はありやけどな」
Iz「俺はちょっとそういうふうには考えられんな。束音ちゃんは何かこう歳の離れたいとこって感じ。可愛いけど、恋愛はなあ」
Jun「Aokiは本気で言ってるの?」
Aoki「今日はやけに深く突っ込んでくるなあ。熱でもあるんちゃう」
Jun「いや、紫とちょっと話して、思い出した。ていうか手除けろ」
Iz「ああなるほどね」
Aoki「んー分からん。束音は可愛いし、キスもセックスもしたいと思うけど、それが恋愛なんかは分からん。でも、好きやで。確かに言えることは、今まで知り合った女とはちゃうな」
Jun「そう……」